すべてが勉強だった10年
当社ホームページへお越しいただき誠にありがとうございました。
相鉄線二俣川駅に夫婦で「インテリアショールームまごころ」をオープンさせたのは平成14年2月のことでした。
それより前の10年ほど、私たちは横浜市内において、夫婦で同じリフォーム会社に勤務しておりました。
その10年間、当社代表である河野信仁は現場で技術を習得し、建築士や電気工事士の資格を取り、仕入先との交渉にも当たっておりました。
そして私、河野深雪は事務員として簿記の勉強、パソコン操作の習得、またお客様と会社をつなぐ窓口のような役割も果たしておりました。
10年も勤めていれば、それなりに重要な役割を持つようになりましたので、退職するにあたってはそれなりに色々な問題も抱えました。
正直なところ、円満退職とは言えない面もありましたが、10年間積み重ねた現場経験と経理の実務、仕入先からの応援(仕入先を開拓する必要がありませんでした)もあり、とても恵まれた独立であったように思います。
お客様の心に触れた時
すべてがそろった舞台で、あとはお客様にどのようにして当社を知って頂くか、それのみが課題であったのですが、それが大変嬉しいことに、独立後すぐの頃から以前お世話になった多くのお客様方から応援や励ましのお仕事を頂くことができ、その後、現在に至るまで変わらずのお付き合いをさせて頂いております。
その中でも一番印象に残っている出来事があるのですが、それは独立して2年後くらいだったように記憶しております。
独立してすぐの頃、あるお客様からお仕事の依頼を頂きました。
「家中の壁紙を張り替えたい。あと、トイレの洗浄便座も取り替えて欲しい。」
4LDKの大きなお宅でしたので家中の壁紙となるとそれはそれは多大な量になります。
それは独立後初めての大きな仕事でした。
その時はただ有難く工事をさせて頂いたのですが、その2年後、また別の工事でそのお客様のお宅へ伺った時、お茶を頂きながらの会話の中でご主人様が笑いながらこうおっしゃったのです。
「あの時はね、おかあさんが、河野さん夫婦が独立したって。何か仕事を出してあげなきゃって家中見て回ってねえ、それでいきなり壁紙を全部張りかえるって言い出したんだよ。」
それを聞き、私は言葉に詰まりました。泣きそうになるのを必死でこらえたこと、今でもよく覚えています。
ご夫婦二人暮らしの家の壁紙がそう汚れるはずはありません。
独立したばかりで大変だろうと、私たちを思って奥様が出して下さった仕事だったのです。
「街のリフォーム屋さん」として
当社はTVチャンピオンのリフォーム選手権で優勝したこともなければ、激安の工事をうたい文句にしているわけでもありません。いたって普通の「街のリフォーム屋さん」です。夫婦で始めた小さな会社ですので営業マンもおりません。
それでも「あなたたちに」と工事を発注して頂けるのは、やはり、私たちの思いが多少なりとも、お客様に伝わっているからだと思うのです。
私たちは「お客様を裏切らない」をモットーとしています。
お客様からの信用・信頼・期待・希望を絶対に裏切ってはいけない。
お客様が私たちに求めることは無数にあるかと思います。
中には専門外の事も多くあるでしょう。
それでも、できる限り応えていきたいと代表以下従業員一同努力を重ねて参る所存です。
長文、最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
まごころリフォーム アクセス
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